いちご組だより 夏休み号

延期が続き、「3度目の正直」でようやくぬたくり遊びを行なうことができました。

「今日はできる?」「明日はぬたくり?」と毎日のように楽しみにしていた子どもたち。「今日はできそうだよ!」と伝えると、「やったー!」と大喜び。「いっぱい汚れるぞ!」「おー!」と気合いを入れて、いざ園庭へ出発しました。

当日はブルーシートが熱く、水をまきながらでないと歩けないほどの暑さでしたが、遊び始める頃には少し雲が広がり、ちょうどよい気候の中で活動することができました。

ダンボールを見つけると、さっそく筆で色を塗り始める子、友達の様子を見ながら少しずつ絵の具に触れる子など、遊び方はさまざまです。手に絵の具が付くと、そのまま腕や足へと塗り広げたり、自分から年長さんの輪に入って思い切り遊んだりする子もいました。中には、筆では物足りず、バケツの絵の具を掛け合って大笑いする場面もありました。

一方で、大胆に汚れることは少し苦手でも、ダンボールに丁寧に色を塗ったり、友達の遊ぶ様子を見ながら少しずつ絵の具に触れたりと、それぞれが自分に合った遊び方を見つけていました。

午後になると、椅子に座りながらこっくりこっくり…。夢中になって全身で遊んだからこその、かわいらしい一場面も見られました。

砂場遊びに続き、今回もお洗濯や持ち物のご準備など、ご協力いただきありがとうございました。

園庭のみかんの木で、丸々と太ったアゲハ蝶の幼虫を見つけました。虫探しが大好きないちご組の子どもたちは、観察ケースに入れた幼虫を見つけると、「なにこれ!?」と大興奮です。

「これがアゲハチョウの幼虫だよ」と伝えると、「え?これがチョウになるの?」「大きい組さんが育てていたよね!」とさまざまな声が聞こえてきました。みんなで図鑑を開き、「今はこのくらいの大きさだから、次はサナギかな?」「本当にこんな形になるの?」と、不思議そうに見つめながら成長を楽しみにしていました。

せっかくなので名前を付けることになり、「ちょうちゃん」「お母さんちゃん」「りんごちゃん」など、かわいらしい候補がたくさん出ました。話し合いの結果、いちご組らしく「いちごちゃん」に決定しました。

休み明けにサナギへと変身した姿を見つけると、「えー!すごい!」「腹筋しているみたい!」と大盛り上がり。「チョウになったら、りんごちゃんになるのかな?」という、子どもらしい発想に思わず笑顔になる場面もありました。

サナギになってからは、無事に羽化できることをみんなで楽しみに見守っていました。
夏休みに入った7月22日の朝、きれいなアゲハチョウへと成長し、預かり保育に来ていた子どもたちが空へ送り出してくれました。
クラス全員でその瞬間を見届けることはできませんでしたが、いちごちゃんが元気に飛び立ったことを、子どもたちにも夏休み明けに改めて伝えたいと思います。

小さな命の成長を間近で見守った経験が、子どもたちの心に残る思い出の一つになってくれたら嬉しいです。

羽化の様子は幼稚園のInstagramにも掲載されていますので、ぜひご覧ください。

夏休みが始まりましたね。
ご家庭でもさまざまな経験を重ねながら、子どもたちの「できた!」が少しずつ増えていくことを楽しみにしています。
2学期に、ひと回り大きくなった子どもたちに会えることを、心待ちにしています。