幼稚園を選ぶ時、
「小学校に入ってから困らないだろうか」
「文字や数はどのくらい経験するのだろうか」
「勉強についていけるだろうか」
と心配される方も多いと思います。

臼井幼稚園でも、文字や数の教材、絵カード、月刊誌など、年齢や発達に合わせた活動は日々の保育の中で行なっています。

私たちは、幼児期に知識だけを先取りして詰め込むことが、本当の意味で子どもの力になるとは考えていません。

早く読める。
早く数えられる。
決められた答えをすぐに言える。

それらは、一見分かりやすい成長に見えるかもしれません。

知識を覚えることだけが先に進み、自分で考える力や応用する力が育っていなければ、学びはどこかでつまずきます。

臼井幼稚園が育てたいのは、先に答えを知っている子ではありません。
自分で考え、応用し、自分らしく表現できる子どもです。

知識の先取りよりも、耐震性のある学びを

子どもの学びは、積み木を高く積み上げることに似ています。

どれだけ高く積み上げても、土台が弱ければ、少しの揺れで崩れてしまいます。
幼児期に大切なのは、知識を早く積み上げることではなく、その知識を支える土台をしっかり育てることだと考えています。

どうしてだろう。
どうしたらいいかな。
もう一度やってみようかな。
友だちはどう考えているのかな。
困った時は、誰にどう伝えればいいのかな。

自分で考え、試し、失敗し、また考える経験が、子どもの学びの骨組みを強くしていきます。


臼井幼稚園では、その場でできたかどうかだけを見ていません。
子どもの心の中で何が動いているのか。
どう考えようとしているのか。
どう人と関わろうとしているのか。

その内面の充実を大切にしています。

自由保育ではなく、主体性を重視した保育

臼井幼稚園は、子どもの心の自由を大切にしています。
それは子どもが好き勝手に行動するという意味ではありません。

また、先生の指示通りに子どもを動かす保育でもありません。

子どもが自らの意志で活動に向かい、自分で考え、自分で行動していくことです。

そのために先生は活動を丁寧に準備します。
子ども達ができること、まだ難しいこと、少し手を伸ばせば挑戦できることを見極めながら、活動を組み立てていきます。

「これならできそう」
「ちょっと難しいけれど、やってみたい」
「友だちと一緒ならできるかもしれない」

そう感じられる活動の中で、子ども達は自分の力を発揮していきます。

先生がすぐに手を出せば、子どもは大人に頼ります。
反対に、何も準備されていなければ、経験は深まりません。

だからこそ、臼井幼稚園では、子ども達の反応を見ながら(子ども達から学びながら)、活動の順序や内容を毎年見直しています。
前年と同じことをそのまま繰り返すのではなく、その年の子ども達に必要な経験を考えながら、保育を作っています。

文字や数も、子どもの育ちに合わせて

文字や数に親しむことは、小学校へ向かう子ども達にとって大切な経験のひとつです。

臼井幼稚園でも、もじ・ことば、かずの教材、絵カード、月刊誌などを通して、子ども達が言葉や数に触れる時間があります。

ただし、それは早く覚えさせるためではありません。小学校に行って遅れないための安心感のためでもありません。

言葉を知る。
数に気づく。
言葉や数を使う。
試す、くらべる。

子ども達が自分の力で、自分の意志で理解していくことが大事だと考えます。

決められた答えを反射的に言えることよりも、
自分で考え、使い、応用できること。

臼井幼稚園では、幼児期の学びをそのように考えています。

得意なことを見つけ、自分らしく表現する

小学校に入ってから、そしてその先の人生の中で、子ども達はさまざまな場面に出会います。

得意なこともあれば、苦手なこともあります。
すぐにできることもあれば、時間がかかることもあります。

自分の得意なことを見つけ、それを伸ばし、自分らしく表現できることです。

絵を描くこと。
身体を動かすこと。
音を楽しむこと。
作ること。
話すこと。
友だちと関わること。
じっくり考えること。

子ども達の得意は、一人ひとり違います。

臼井幼稚園は、子ども達が自分の好きなこと、得意なことに出会い、それをのびのびと表現できるところです。

表現に間違いはありません。

先生の意図通りに作ることや、みんなと同じように動くことが、表現ではありません。
子ども自身が感じたこと、考えたことを、自分なりに表すこと。
それが表現です。

その積み重ねが、自分で考え、自分で行動する力につながっていきます。

小学校へ向かう子ども達に育てたい力

自分で考える力。
人と関わる力。
困った時に助けを求める力。
自分の気持ちを伝える力。
自分の得意なことを見つけ、伸ばしていく力。
新しい環境の中でも、自分なりに動き出していく力。

小学校に入ると、幼稚園とは生活の流れも、先生との距離も、友だちとの関係も変わります。

その時に子ども達を支えるのは、知識の量ではありません。
幼児期に毎日積み重ねてきた、心の土台です。

臼井幼稚園では、日々の遊びや活動、友だちとの関わり、行事、表現活動の中で、子ども達が自ら考え、自ら行動できる力を育てています。


卒園児保護者懇談会「小学校ってどんなところ?」

臼井幼稚園では、2025年度から年長保護者の皆さまに向けて、卒園児保護者の方から小学校生活についてお話を伺う懇談会を行なっています。

小学校に入ってからの生活、登下校、宿題、先生との関わり、友だち関係、幼稚園のうちに経験しておいてよかったことなど、実際に卒園後を経験された保護者の方のお話は、これから入学を迎えるご家庭にとって大きな安心になるのではないでしょうか。ぜひ二年分お読みください。過去の懇談会の内容は、以下の記事でご紹介しています。

2026年度 小学校ってどんなところ?卒園児保護者をお招きしての懇談会

2025年度 小学校ってどんなところ? 卒園児保護者をお招きしての懇談会