臼井幼稚園ではピアジェ理論に基づいて、子ども達が楽しんで学べるような教材を使っています。
早期教育と言われる詰め込み式のワーク的な教材はその時できたとしても、応用力が身につきません。
それよりも子どもの認知発達に準じて、できることとできないことを見極めて、
子ども達が少し背伸びをすれば届くような教材を用意して、
失敗しながらも、失敗を糧にして自分で成功に導ける、そんな指導をしています。
臼井幼稚園では、長く小谷隆真先生の保育勉強会(FOB)に参加し、指導を受けています。
教材に関しての解説は、小谷先生の指導に基づいています。

すべての教材は、幼稚園で使用したら持ち帰ります。
ご家庭でも行なってみてください。

<もじ・ことば遊び>
年長 四月・・・「にてるけど、違う」
「た」と「に」、「り」と「い」など、混同しやすい似ている字形の文字を
教材の台紙のあやまりを修正していきます。

<かずの教材>
年中 四月・・・「おうち」

大きい、小さいの分類を教材を使って行ないます。
この時期は、先生の指示通りに教材を切り抜く、ケースに入れておく、などの
作業に慣れてもらう、初めての活動です。

大方の子どもは大小の分類は簡単にできますが、大中小となると、難しくなります。
比較する行為は論理的な思考を育てる上でとても大切です。
見かけの判断ではなく、検証してから判断する能力を育てます。

<絵カード>