職員向け「お金の勉強会」を開催しました|NISAや資産形成について学びました

臼井幼稚園では、職員の学びの機会として、銀行員の方をお招きし「お金の勉強会」を開催しました。
保護者の方にもどうぞ!とお知らせしましたが、今回は職員だけ。それもまたよし。

今回のテーマは、NISAや投資信託、資産形成について。

子どもたちの教育や保育について学ぶ研修は日頃から行なっていますが、今回は少し視点を変えて、職員自身の生活や将来にも関わる「お金」について学ぶ時間を設けました。

「貯める」だけでなく「資産形成」という考え方

物価が上昇する中、預貯金だけでなく、長期的な視点で資産を形成していくことについて、基礎からお話しいただきました。

まず教えていただいたのは「投資信託」の仕組み。

投資信託とは、多くの人から集めた資金をまとめ、運用の専門家が株式や債券などに分散して投資・運用する金融商品です。

一つの会社だけに投資するのではなく、複数の資産や企業などに分散して投資できる商品があること、少額から積み立てられることなど、投資をしたことがない職員にもわかりやすく説明していただきました。

もちろん、投資信託は預貯金とは異なり、元本が保証されているものではありません。

「どれだけ増えるか」だけを見るのではなく、「どのくらいの値下がりなら自分は受け入れられるのか」を考えることも大切だというお話がありました。

NISAって、そもそもどんな制度?

続いて、現在のNISA制度について学びました。

NISAは、一定の条件のもとで投資によって得た利益が非課税になる制度です。

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いや、年間の投資上限額、非課税保有限度額などについても説明していただきました。

名前は聞いたことがあっても、

「NISAって結局なんなの?」
「投資信託とは何が違うの?」
「どこで始めても同じなの?」

など、意外と知らないこともたくさんあります。

金融機関によって取り扱う商品や手数料などが異なるため、自分に合った金融機関や商品を考えることも必要だそうです。

MEMO:NISAには「年間投資枠」と「非課税保有限度額」があります
現在のNISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあります。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円まで利用でき、両方を併用すると年間最大360万円まで投資することができます。
また、生涯にわたってNISA口座で保有できる非課税保有限度額は合計1,800万円。そのうち成長投資枠で利用できるのは最大1,200万円です。


例えば、つみたて投資枠だけを利用して、1,800万円の非課税保有限度額すべてを使うこともできます。
さらに、NISA口座で購入した商品を売却した場合には、その商品の購入金額(取得金額)分の非課税保有限度額が翌年以降に復活し、再び利用することができます。

積立投資は「値下がり=悪い」とは限らない

今回、特に興味深かったのが「積立投資」についてのお話です。

毎月一定額を積み立てる場合、価格が高いときには少なく、価格が下がったときには同じ金額でより多く購入することになります。

価格が上がったり下がったりする中で継続して購入することで、購入価格を平準化していく「ドル・コスト平均法」について、クイズを交えながら教えていただきました。

一方で、積立投資をすれば必ず利益が出るわけではありません。

値動きによっては一括投資の方が結果的に有利になる場合もあることなど、投資にはさまざまな考え方があるのです。

後半は職員からの質問タイム

説明の後は、職員から自由に質問する時間に。

NISAだけでなく、

・個人向け国債はどうなの?
・定期預金との違いは?
・iDeCoとNISAはどう使い分ける?
・子どもの将来のためにお金を準備するなら?
・金融機関によって何が違うの?

など、かなり具体的な質問も出ました。

特に個人向け国債については、「投資で元本が変動するのは不安だけれど、普通預金や定期預金以外の選択肢も知りたい」という視点から質問があり、それぞれの金融商品には異なる特徴があることを教えていただきました。

また、iDeCoについても、税制上のメリットだけでなく、原則として一定の年齢まで資金を引き出せないという特徴があるため、自分のライフプランや余裕資金を考えて利用することが大切だというお話がありました。

職員自身の生活も大切に

幼稚園の研修というと、保育や教育について学ぶものが中心です。

もちろん、それは私たちにとって最も大切な学びです。

でも、先生たちにもそれぞれの生活があり、これからの人生があります。

職員にとっては、これから結婚、住まい、子育てなど、さまざまなライフイベントがあるかもしれません。

「知らないから何となく不安」ではなく、まず正しい知識を得て、自分で考えて選択できるようになること。

それも職員を大切にする園として、できることの一つではないかと考えています。

今回は、普段なかなかじっくり聞く機会のない「お金」について、職員がそれぞれに考えるよい時間を持てたのではないかと思います。

ひがしんの本部から投資専門の担当の方にわざわざきていただいたことも、ありがたかった。もっと手数料の安い証券会社などもあるけど、ぽちっとするのは結構勇気がいるもの。身近な銀行員さんにすぐに相談できるというのも、信用金庫の価値じゃないかと思います。

※本記事は、臼井幼稚園で実施した職員研修の様子をご紹介するものです。特定の金融商品・金融機関への投資や契約を推奨するものではありません。金融商品には価格変動等のリスクがあります。実際の制度・商品内容については、金融庁や各金融機関の最新情報をご確認ください。この記事はURAPAGEに掲載したものを転用しました。