佐倉市長よりお願い
市民の皆さん、こんにちは。市長の西田三十五でございます。
はじめに、市民の皆さん、事業者の皆さん、また医療や介護等に従事されている皆さんには、日頃から新型コロナウイルス感染症対策にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症も第7波に入り、市内の新規感染者数は、8月3日発表分で、一日当たりが過去最多となる、308人となり、直近1週間の合計は、1,614人(7/29~8/4))と、前の週を大きく上回る状況となっております。
こうした状況の中、8月4日に千葉県から「BA.5(ファイブ)対策強化宣言に伴う協力要請等」が発令されました。
千葉県からの協力要請にもございますが、わたしから市民の皆さんに、特にお願いしたいことがございます。
まずは、感染防止対策の徹底についてでございます。
新型コロナウイルスのオミクロン株 特にBA5は、感染力が非常に強いウイルスであります。夏休みに入り、旅行や帰省、イベントや会食に参加する機会も多くなると思います。新規感染者の発生をできるだけ抑え、社会機能を維持するためにも、三密の回避、冷房中でも室内を定期的に換気する、普段合わない人との面会は気を付けるなど、一人一人ができる感染対策を徹底していただきたいと思います。
特に、お年寄りの方、基礎疾患をお持ちの方、また、これらの方と同居するご家族の皆さんは、人混みを避けるなど、十分に注意して行動していただくようお願いいたします。
次に、若い世代の皆さんに、ワクチン接種について、お願いがございます。
若い世代を中心にオミクロン株BA5の感染者が急増している一方で、10代から30代の若い世代の3回目ワクチン接種率は、佐倉市においても5割程度にとどまっている状況でございます。
若い方でも新型コロナウイルスに感染した場合、重症化したり症状が長引いたりすることもあります。ワクチン接種は自分だけでなく、家族や友人、高齢者など、大切な方を守ることにもつながりますので、若い世代の皆さん、できるだけ早い3回目接種をお願いいたします。
市の集団接種会場である、イオンタウンユーカリが丘では、8月11日から14日までのお盆期間の予約を、1,000枠、拡大しておりますので、ぜひとも、この期間に、ワクチン接種を完了していただきたいと思います。
また、アレルギーなどで接種を見合わせていた方につきましては、佐倉市においても9月3日から「ノババックス」の接種を開始いたしますので、ぜひとも、ご検討をお願いいたします。
なお、ノババックスにつきましては、4回目接種には使用できませんので、ご注意ください。
最後に、感染対策と熱中症対策の両立でございます。
この暑い夏においては、新型コロナウイルス感染症予防を行いながら、熱中症予防に取り組む必要がございます。
佐倉市では、7月1日から、市内公共施設17カ所において、「さくら涼み処」を開設しております。どなたでもご利用いただけますので是非ご利用ください。
佐倉市では、引き続き、医師会、医療機関、印旛保健所などと連携して、コロナ対応にも全力を注いでまいりますので、市民の皆さんには、基本的な感染対策とワクチン接種にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
感染対策をしながら、この暑い夏を乗り切るのは、容易なことではありません。
まずは、ご自身の体調を最優先に考えていただきたいと思います。
この暑い夏と、BA5の猛威を、正しく理解しながら、ご家族や、ご友人と、無理せず、楽しく、元気に過ごしていきましょう。
令和4年8月5日
西田 三十五