一都三県共同メッセージ
夏休みシーズンを迎え、本来であれば、多くの方が旅行や帰省、レジ
ャーなどのイベントに心を弾ませ、行動が活発になる時期です。
しかし、今、1都3県では、人流の増加や感染力が強いデルタ株の急
速な拡大の影響もあり、20~30 代の若者を中心に、新規感染者数が急増
しております。また、中高年の入院・重症者数も増加傾向にあるなど、
予断を許さない状況が続いています。
このままでは、更なる対策を講じることで、爆発的な感染拡大や医療
提供体制の逼迫を食い止めることを検討せざるを得ません。
皆様には、これまでも長きにわたり、多大なご協力をいただいてきま
したが、感染急増の非常事態にあるとの危機感の下、この夏は、家でも
外でも基本的な対策を実践し、生活に必要な場合を除き、都県境を越え
る移動は控えるなど、リスクの高い行動を徹底的に避けていただきたい
と存じます。
「外出を控えること」「マスクをすること」「手洗い消毒をすること」、
こうした一人ひとりの小さな行動の積み重ねが、ご自身や大切な人の
命・生活を守ることにつながります。来年こそは夏を思い切り楽しむた
め、皆様の引き続きのご理解・ご協力をお願い申し上げます。
東京都知事 小 池 百合子 埼玉県知事 大 野 元 裕
千葉県知事 熊 谷 俊 人 神奈川県知事 黒 岩 祐 治