描画鑑賞ツアー
4、5月の休園をものともせず、
子どもたちは素晴らしい描画を描いてくれて、
描画展示、そして
今年も描画鑑賞ツアーを図々しくも行なった。
描画に関して言えば、美術の先生でもない私が
偉そうに話すのもなんだという気がしないではないけれど、
どんな意図を持ってこの題材を選び、材料を選ぶのか、
そういった、話さなければわからないことを
保護者の皆様にお話しする良い機会かと考えて、
得意なおしゃべりではないけども、
毎年この機会を大切に思っている。
お伝えしないと見えない先生たちの描画の指導の方法も
話した。年少の保護者の方の質問で、
「手を取って描かせるんですか?」というのがあったので、
やっぱり直接お話しする機会を持てて良かったと思った。
多分、うちの子は描けないと思い込んでいて、そういう質問が
出たのだと思うけれども、今日来てくださらなければ、
先生と一緒に描いたと思われたままだっただろう。
年中や年長で、あまりに塗り方が雑で
こういうふうに塗ると、もっときれいに見えない?くらいの
指導はするけれど、年少の手を取ることは絶対にない。
描画を見て、泣かれていた方もいらした。
この世に生を受けて6年、年少の時からの描画を思い出して、
確実な成長を感じられたと思う。
さくら組や小さい組の保護者の方は年長の作品を見て、
3年後の我が子を想像しただろう。
今日、参加された方は30人。
描画展示期間中、声をかけてくだされば喜んでお話し
するので、声をかけてください。