モンゴルの草原で羊飼いをしているスーホ。

逃げ出そうとする羊を追うスーホ。

小さく聞こえる鳴き声

鳴いていたのは生まれたばかりの白い馬だった。一生懸命世話をするスーホ。

白い馬は立派に成長し、スーホの羊飼いの仕事も手伝ってくれる。

競馬大会の知らせを受ける。                                

競馬大会が始まり、他の馬は脱落していき、白馬が優勝する。

スーホは王様に褒美をもらいに行く。
そのすきに家来が白馬を連れ去ってしまう。

探し回るが見つからず、悲しむスーホ。

一方白馬は家来に王様のもとへ。
白馬に乗る王だが、白馬に振り落とされる。

王のもとを逃げ出し、矢で撃たれる白馬。
傷つきながらもスーホのもとへ帰る。

悲しみに暮れるスーホがうたたねしていると、夢に白馬が現れる。

夢から覚めると、白馬が馬頭琴となっている。

楽器となった白馬をスーホは抱きしめる。