だらだら

朝起きたら一面の銀世界。
キラキラの太陽。
既に解け始めていた。

どうせ勝手に解けるだろうと、
雪かきをするつもりもない。
だけど、ラベンダーやセージの枝が
重さで折れてしまっているのは見過ごせず、
泣く泣く雪祓いをする。
ほんの5分くらいの話だ。

それからは信じられないほどだらだら過ごす。
新聞を読んで、
買ってあった本を一冊、夕方までに読み終わる。
もう一冊に着手したけれど、家の者が居なければ、
食事の支度をするのも惜しんで読み続けたかも
しれないが、主婦はそうもいかない。
大したものを作るわけではないけど!

雪が屋根から時々落ちてきて、
その度に犬が怒っていた。
完全なる休日。