子ども達の表現
子ども達が、劇で「何かを探す」という表現をするとき、
たいてい手を眉毛の上にかざして、キョロキョロするというような
表現をする。
だけど、実際にはこういう人を見たことがない。
だから子ども達に、こうやって探している人を見たことがあるか?と
聞くと、「ない!」と言って、違う表現をしてくれる。
あとよくあるのは、考える表現で、
腕を組む、顎の下に手を当てて腕を支えて、という
2大パターン。
こういう概念的な表現って、どこからくるんだろう?
年少の頃の振り付けつきの歌で?
テレビの影響?
いずれにしても、みんなが同じような探し方や
考え方の表現をすると、ダメ出しされる。
もっと人と違うことをして!
自分だけの表現でいいんだよ!
自信を持って!と言い続ける。
年長は、劇遊びをホールでしたあと、
「どうでしたか?」と聞きにくる。
担任にメモを渡して、改善点を伝えるから
「わっ、4枚もある〜」とガッカリした顔を見せる子もいる。
だから「もっと良くなるメモね!」と言うと、
顔が明るくなる。
人と違うことをすると褒められるなんて、
普通の小学校やなんかと全然違うね!
今日はさくら組のインスタライブ。
35人くらいが見てくださったようだ。
ほんの短い時間だったけど、ありがとうございました。