聴力について
誰でも、歳とともに聴力が落ちてくるものだ。
高い音から聴こえなくなってくるらしい。
そして聴こえない状態を放っておくと、
認知にも影響が出てくるそうだ。
耳に入ってくる音を言語に変換せずになんとなく
ふんふんとわかっているように聞き流しているうちに、
脳が怠けてしまうという。
同居の夫の母の耳が遠くなっているのが気になり、
認知機能も心配だし、嫌がるのだけれど、
補聴器を付けてもらうことになった。
本人は聞こえる!と主張するのだけど、
まったくとんちんかんなことを言うことが多くなり、
聞こえないから、会話にも参加できず、ぼーっとしてしまうこと
が心配なのだった。
なぜか、補聴器を付けるということに抵抗があって
何年もそのままこちらが大きい声で話すようにしていたのだけど、
それも喉の限界!と半ば無理矢理購入することになった。
人生100年なのだから、少しでも愉快に過ごして欲しいものだ。
コロナ禍ということもあって、外出もままならず、
暇だけはたっぷりあるこの1年半ほど、テレビの音も聞き取れない
(本人は聞こえているというけど)のでは寂しいではないか。
さて、これから使いこなせるかはわからないが、
付ければよく聞こえるらしいから、喜んで付けて欲しいな。
歳を取ると装着物がまたひとつ増えるということか。
やれやれ。。。