ミシンと金魚

新聞のどこかで見て、
その本の一節が紹介されていて
面白そう!と思って買った本。
認知症を患う「あたし」の目線と思考で
言葉が綴られていく。

途中でちょっと疲れたけど、1日で一気に読んだ。
暑い日には読書はうってつけだ。
最近、紙の本をあまり買わなくなってしまったけど、
やっぱり読んだ!と実感を持てるのは紙だなあ。

誰もがいつか老いていくわけだけど、
意識はどうなっていくんだろう。
私の祖母は晩年、口数が減って、
何を考えて、何が欲しいのか、何もわからなかった。
どんな最晩年を迎えるのか、自分のことでも
わからない。
どんなふうに生きるか、そんなえらそうなことも
通用しない。

幼稚園

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