造形、描画活動について

子どもの造形表現活動は、いわゆる作品を作ることが目的の活動ではありません。
幼児が成長に向かうために必要だから、自ら造形遊びに夢中になるのです。
子どもにとっての遊びは、子どもの生活そのものと言われます。
ですから子どもにとって造形遊びはすなわち生活そのものであると言ってもいいのです。
幼児期にこそ発揮され、十分に磨かれるべき感性や獲得されていくべき能力を保障していくために、
「何をするか」よりも「どうするか」の部分を重要視し、
子どもにとって意味のある活動となるよう援助しています。