人の支えあってこそ
たまたま手に取った婦人公論は終活がテーマであった。
そしてたまたまkindleで読んだ本は「フランス人は”老い”を愛する」。
子育て中の方には考えも至らない、親世代の話でありましょう。
しかし、私は心身ともに”老い”を強く感じる年頃だ。
テニスをしていてもケガをしないように、用心することこの上ない。
フランス人は、定年退職後の生活について30代、40代から考え始め、
50代では遅すぎるくらいだという。
どんなふうに引退後を過ごすか、楽しみに計画するのだ。
もちろん、生涯現役と決めている人もいるそう。
また引退してから起業したり、転職することを計画している人も。
好きなことを思う存分楽しむための計画をする人、
社会貢献活動に意味を感じて過ごす人、
家族のために過ごす人。
フランス人にも、食べて寝るだけの人もいるし、路上生活者もいる。
人それぞれだけれども、早くから自分が老いた時のことを
想像して何かしらの準備をしておくことは悪くなさそうだ。
日本では終活、といって身辺の整理やお墓のことなど
どちらかというとネガティブなことに重きが置かれているようだ。
今回の婦人公論を読むと、そうじゃないかと思う。
そりゃ準備をしておくに越したことはないけども
なんだかなあ。
明るい老後を想像したいなあ。