閉じ込められたらクラクション
保育園のバスに取り残された子どもが亡くなるという
痛ましい事故が起きた。
同じくバスを運行する幼稚園としては、あってはならない、
あり得ない、と驚き、身が引き締まる思いだ。
乗務が乗っていないことが常態化していたということ、
担任が休みだと思い込んだこと、
不幸が重なったんだとしても、理解も同情もできない。
しかし万事尽くしていると思っていても、
習慣や慣れという悪魔が忍び寄るのだ。
いつでも初心でいなくてはいけない、と
固く心に思う。
それで、保護者の方からメールをいただいた。
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『車に閉じ込められたらクラクション』を子供たちに広めていこう!というムーブメントが
起こっているそうだ。
園バスに限らず家の車でも、例えば車内に一緒にいる大人が急に意識を失うようなことが
起こるかも知れません。そんな時に子供にもできる外への助けの求め方だそうです。
実際そんな状況はなかなか起こらないとは思いますが、いざという時に子供が
自分で助けを求められる方法を知っておくのは無駄にはならないんじゃないかと思いました。
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中からドアは開けられなくても、クラクションを鳴らせば、誰かが必ず気づいてくれるだろう。
夏の車の中で、熱中症で亡くなるという悲しい事故も無くせる。
すぐにご家庭で教えられることだし、ぜひ教えてください。
私は小さい頃にこのクラクションをブーブー鳴らして、
親にこてんぱんに怒られた経験があるから、
そういう子もいるだろうけれども・・
最近はクラクションをむやみやたらに鳴らすと警察沙汰になることもあるから、
ほとんど鳴らさない。親御さんも同じようだろうから、
子ども達がクラクションを鳴らす、という知恵が確かにつかない可能性がある。
いいことを教えて頂いた。
もう一つご指摘事項があったのだけど、また改めて。