なんとなくあっけなく
延期になっていた年長のなわとび大会が
終わった。
朝も、昼も、帰りも、みんな自ら縄跳びしていたから、
今日の結果がどうであっても、充実感も達成感も、
自信もついただろう。
まあ、結果は結果だけど、その過程が素晴らしかったなあ!
多少動機付けはするけど、子ども達の自主性が成したのだ。
リレーだって、すごく速くなっていた。
仲間意識が一段と強くなって、勝敗を1位と2位の子が
肩を叩き合って共に祝っていた。
ちょっと、ぐっと来たなあ。
リレーは、何故するのか、
子ども達の共同作業、仲間意識の高まり、
思いやり、譲り合い、自分だけでは勝てない、
共に磨き合う、素晴らしい教育機会だからだ。
ダイヤモンドがダイヤモンドでしか磨けないように、
子どもも、子ども同士でしか磨けない。
人は一人では生きていけないのだ。
さて、最後といっても良い年間の行事が
あとは卒園式だけになった。
コロナのせいで、今年は保護者の方とお会いする機会が
極端になかった。
卒園式のおこない方についても、
短く、出来るだけ少ない人数で、集まらないように、歌わないようにと、
指導が来ている。
家族みんなで、この式を目でご覧になりたいだろうと
思うし、私達も大切にしている行事だ。
仕方ないと、ほとんど諦めの気持ちでもあるが、
できる限りのことはしたいと考えている。