意外な才能

発表会の作品(劇)作りをしていると、
いつも目立たない子が、すごくいいお芝居をしてみせたり、
やんちゃで落ち着かない子が、すごい表現力を発揮したりして、
驚かされることが、よくある。

特に年長は、よく考えて理解して演じているので、
自分の役割もわかっているから、
「ぼく、本番は泣くかも」なんて言ったりして、
その感受性が育っていることに打ち震えたりする。
2歳から見ている子もいるし、3歳から見ている子もいるけれども、
この間にこんなに大きくなって、とこの時期には特に実感して、
感慨深い。こちらも一緒に成長していればいいけれど、
いつだって子ども達から勉強させてもらうことばかりである。

作品作りがもうすぐ終わってしまいそうで、
仕上がると、私たちはホッとするんだけど、
3学期の終わりまで役を代えながら、劇遊びは続く。
飽きることなく、子ども達が熱中するこの魅力的な活動は、
この辺りの、他の幼稚園にはないと断言する。

幼稚園

前の記事

インスタライブ
Private

次の記事

母の誕生日