先日はファミリーデーにお越しくださり、ありがとうございました。久しぶりに小学生のみんなとも会えて嬉しかったです。

参観はクーラーと扇風機フル稼働していても、とにかく暑かったですね。最初にお渡したうちわで終始仰いでいる方が多く、早速手作りうちわが大活躍でした。

参観日のことは実際に見ていただいたので、ここに書くまでもありませんが、汗をビショビショに掻きながら大盛り上がりの子や、お家の人が近くにいると少し恥ずかしくなってしまう子など様々でした。それでも、お家の方々含め、子ども達1人ひとりの笑顔を見ることができただけでも、幸せな時間を過ごすことができました。

うちわ作りでは、
「パパはこの色が好きだから洋服に使おう〜」
「ママの周りにたっくさんハートをつけてあげよう!」
「先生!鼻の穴まで作ったよ!あと髭も!」
と、忠実にお父さんやお母さんの顔を再現していました。裏側のメッセージは、はじめにどんな言葉を書きたいかみんなに聞いて黒板に書いていくのですが、
「いつもお仕事してくれてありがとう」
「いつもたくさん遊んでくれてありがとう」
「これからもずっと一緒にいたいな」
などと、黒板に書ききれないくらい、感謝の気持ちや大好きな思いがたくさん溢れていました。大人になると感謝の気持ちは持っていても、実際に面と向かって言葉にするとなると少し照れ臭いと感じてしまいますが、気持ちをまっすぐに伝えてくれたみんなの心はなんて純粋で綺麗なんだろうと、とっても感動しました。またひとつ、素敵な宝物ができましたね。

先月の学年だよりでお伝えした、アゲハ蝶のはーとちゃんとびーだまちゃんは無事に飛び立ち、それから新たに、しまえながちゃん、ちいかわちゃん、あめちゃんがそら組にやってきました。3匹とも順調に蛹まで育ったのですが、しまえながちゃんの体の色がだんだんと変色しているのを見つけました。実は、全てではないですが、アゲハ蝶が幼虫のうちにヤドリバエというハエが体に卵を産みつけてしまうようで、アゲハ蝶が蛹になると体の栄養を全て食べてしまうのです…。残念ながらしまえながちゃんもヤドリバエの餌食になってしまいました。

子ども達も、
「どうして体の色が違うの?」
「何だか様子が変だよ」
「ちゃんと蝶々になる?」
と、しまえながちゃんの変化に気づいていました。
「しまえなちがちゃんはハエさんに食べられちゃったみたいなんだ。だからもう蝶々にはならないの…」
と、伝えると、
「かわいそう…」
「もう蝶々にはなれないんだ」
「幼虫の時は元気だったのに」
と、命の大切さを痛感していました。

このような寂しいことがあっても、「しまえながちゃんの分までちいかわちゃんとあめちゃんが蝶々になれるように祈っておこう!」と、みんなが2匹が蝶々になるまで毎日欠かさずチェックしてくれていました。蝶々になったよ〜と伝えると、友だちと顔を見合わせて「良かったね!」と喜ぶみんなに、ほっこりしました。

27日のぬたくりでは、SOSをはじめ、参観やインスタライブの視聴、そしてカラフルになった絵の具まみれの衣類の洗濯など、本当にありがとうございました。ご協力のお陰で無事に終えることができました。

7月には夕涼み会もあります。暑い日が続きますが、全員が参加できるよう、体調の変化に気をつけて過ごしていきます。

7月もよろしくお願いいたします!

そら組 若槻 菜美